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NY原油とLDN原油の逆鞘は、20ドルが意識される展開か?

2012/02/22(水) 15:46

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NY原油とLDN原油の鞘の推移

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※筆者作成、期近終値ベースで計算

NY原油(WTI)とLDN原油(北海ブレント原油)の鞘は、21日終了時点で15.82ドルの逆鞘となっております。

両銘柄の鞘は、NY原油が上鞘で推移しておりましたが、昨秋にリビアの減産懸念から逆鞘化が進み、10月14日に27.88ドルまで逆鞘が拡大しました。

その後、リビアのカダフィ政権が崩壊したことや、昨年11月16日に加パイプライン運営会社大手エンブリッジが、同業のエンタープライズ・プロダクト・パートナーを買収し、WTI原油の受け渡し地点である米オクラホマ州クッシングからメキシコ湾岸の製油所に向けて原油を逆輸送する計画を発表したことで、過剰感が強まっていたクッシングの原油在庫が圧縮されるとの見方から、逆鞘の縮小が強まりました。

そのため、昨年12月27日には7.93ドルまで逆鞘は縮小しておりましたが、ここに来てイラン情勢が緊迫化して来ているため、再び逆鞘の動きが強まっており、2月6日には19.20ドルまで拡大して来ております。

その後は20ドルが意識されて、NY原油が買われている様に見えますが、今後も中東の「地政学的リスク」の高まりが続くのであれば、ロンドン原油が主導する形で、原油価格の上昇が続く可能性もありそうです。(終値ベースで計算)

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