エースCXオンラインレポート

2012年5月10日 貴金属・穀物

NY金相場は、欧州不安の再燃を受けて急落し、1,600ドルを割り込みました。米雇用統計が発表された直後は景気回復の鈍化が意識され、追加金融緩和観測が広がったことで値を戻しました。しかし、ギリシャ総選挙の結果を受けて、連立が困難な状況となり、同国が政局不安に陥る可能性が指摘され始め大きく下落する展開となりました。連立が成立しない場合、6月にも再選挙が行われる見通しとなっており、今後の動向に注目が集まっています。株式市場に連動しての値動きが続いていることから、今後も経済情勢の動向に左右される展開となることが想定されます。

シカゴコーン相場は、商品市場全般が下げる中を上昇しましたが、600セント近辺まで大きく下げていた反動から値ごろ感の買いが入ったものと思われます。その後は、利益確定の動きに押される形となり、再び600セント割れを試す展開となっています。作付面積の増加や生育に適した天候が続き豊作見通しが広がっていることから、上昇要因に乏しい状況といえそうです。一方、作付面積の減少や中国需要の増加観測から値を上げていた大豆相場は、高値警戒感から急落しております。新穀(12/13年度)の需給予想が発表される10日の米農務省の需給報告で、需給ひっ迫観測が強まれば、再び上昇し1500セントを回復する可能性も考えられます。

本レポートは、投資に関する断定的判断を提供するものではなく、またその内容に関する責任の一切を負うものではありません。また性格上、必ずしも社及び各支店担当者の方針とも一致するものではなく、投資の最終判断はご自身でお願い致します。

2012年4月20日 貴金属・穀物

NY金相場は、欧州債務不安の再燃やインドの現物需要の減少傾向などを背景に軟調な展開となっています。スペイン国債の入札を巡っての不安や、最上位格付けを有するフランスが年内に格下げされる可能性があるとの噂も広がっており、リスク回避の動きに値を下げた模様です。また、政府による金輸入関税に対するストが終了したインドで、祭事・婚礼シーズンの需要期を前にして依然として金現物の買いが増加している様子もないことから、下値不安が根強いと見られます。当面は、24~25日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)で金融緩和へ向けての方向性が示されるかに注目が集まっています。6月末に期限を迎えるツイスト・オペに代わる緩和策が打ち出されれば、金価格を支える要因となり得そうです。

シカゴコーン相場は、一時600セントを割り込みましたが、その後反発620セント台で推移しています。米国東部の作付進捗状況は順調に進んでいる様子ですが、コーンベルト西部では降雨による作業の遅れも観測されています。しかし、15日までの進捗率は過去5年平均の5%に対して17%まで進んでおり、早期に作付作業が終了する可能性も高いと考えられます。一方、大豆相場は1,400セント台を維持しています。南米の輸出余力が細るとの見通しから米国産の需要が高まるとの指摘もありますが、中国向け輸出が確認されたにも関わらず高値警戒感から上値の重い展開となっており、注意したいところです。

本レポートは、投資に関する断定的判断を提供するものではなく、またその内容に関する責任の一切を負うものではありません。また性格上、必ずしも社及び各支店担当者の方針とも一致するものではなく、投資の最終判断はご自身でお願い致します。

2012年4月27日 貴金属・穀物

NY金相場は、FOMC(米連邦公開市場員会)後のFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言を受けて、追加緩和についての言及が成されたことを好感し、終値で1,650ドルを回復しました。しかし、ゴールデンウィークを前に利益確定に動く投資家も少なくないと考えられるため楽観的な見方は少ない様です。連休中には米雇用統計の発表もあり、フランスとギリシャの選挙にも注目が集まっている模様で、特に雇用統計では失業率の動向に注視する向きが強く、雇用回復を示す内容となれば追加緩和期待が後退することにつながり、再び下落傾向を強める可能性もあります。連休中は市場参加者の減少からボラティリティが高まることが想定されますが、連休明け以降の経済動向によって、金相場の方向性が見えはじめてくると考えられます。

シカゴコーン相場は600セント水準で支えられ、ほぼ横ばいで推移しています。作付進捗率は過去5年平均5%に対して28%まで進んでおり、順調な作付を背景に上昇要因に欠ける展開となっています。また、輸出状況も好調とは言えない状況であり、上昇は難しいとの声も聞かれます。ただ、中国の在庫がひっ迫しているとの噂が広がり、中国向け輸出が増加するとの見通しによって下値が支えられている模様です。当面は現行水準を維持し値固めできるかどうかが焦点となる可能性もあります。一方、大豆相場は堅調に推移。一時、1,500セント目前まで迫りました。しかし、高値警戒感が強く、過熱感気味との指摘もあるため、利益確定の売りが広がれば、1400セントを下回る水準まで調整を迎えることも考えられます。

本レポートは、投資に関する断定的判断を提供するものではなく、またその内容に関する責任の一切を負うものではありません。また性格上、必ずしも社及び各支店担当者の方針とも一致するものではなく、投資の最終判断はご自身でお願い致します。

2012年4月20日 貴金属・穀物

NY金相場は、欧州債務不安の再燃やインドの現物需要の減少傾向などを背景に軟調な展開となっています。スペイン国債の入札を巡っての不安や、最上位格付けを有するフランスが年内に格下げされる可能性があるとの噂も広がっており、リスク回避の動きに値を下げた模様です。また、政府による金輸入関税に対するストが終了したインドで、祭事・婚礼シーズンの需要期を前にして依然として金現物の買いが増加している様子もないことから、下値不安が根強いと見られます。当面は、24~25日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)で金融緩和へ向けての方向性が示されるかに注目が集まっています。6月末に期限を迎えるツイスト・オペに代わる緩和策が打ち出されれば、金価格を支える要因となり得そうです。

シカゴコーン相場は、一時600セントを割り込みましたが、その後反発620セント台で推移しています。米国東部の作付進捗状況は順調に進んでいる様子ですが、コーンベルト西部では降雨による作業の遅れも観測されています。しかし、15日までの進捗率は過去5年平均の5%に対して17%まで進んでおり、早期に作付作業が終了する可能性も高いと考えられます。一方、大豆相場は1,400セント台を維持しています。南米の輸出余力が細るとの見通しから米国産の需要が高まるとの指摘もありますが、中国向け輸出が確認されたにも関わらず高値警戒感から上値の重い展開となっており、注意したいところです。

本レポートは、投資に関する断定的判断を提供するものではなく、またその内容に関する責任の一切を負うものではありません。また性格上、必ずしも社及び各支店担当者の方針とも一致するものではなく、投資の最終判断はご自身でお願い致します。

2012年4月10日 貴金属・穀物

NY金相場は1,600ドル前半で推移しています。FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の公表により、追加金融緩和観測が後退したことが相場を圧迫した模様です。また、スペイン国債の入札状況が芳しくなく、ギリシャ危機の再来を懸念する機運が高まったことも下げ足を加速させる要因となったようです。インドで続いていた宝飾品店のストは、政府が輸入関税引き上げ方針の撤回を検討すると約束したことで収束しましたが、検討の結果、引き上げが実施されれば再びストが引き起こされる可能性も残されています。今週末の中国GDP発表、24~25日のFOMCなどに市場関係者の関心が高まる中、様子見ムードが強まることが想定されます。FOMCでは、6月末に終了を迎えるツイストオペやQE3(追加緩和)を巡る協議が行なわれると見られており、神経質な展開となりそうです。

シカゴコーン相場は、3月末の四半期在庫報告を受けて急伸した後、650セントを上回る水準で推移しています。しかし、作付面積は過去最大規模まで拡大する見通しとなっています。今月から発表されている作付進捗率を見ても、作業は順調に進んでいると見ることができ、生産量増加観測が上値を抑えているようです。期近主導で相場が上昇していますが、期先に関しては弱材料が目立ち、10日発表の需給報告で需給緩和観測が示されれば、相場の基調を反転させ600セント割れを試す可能性も考えられます。一方、大豆相場は続伸し、1,450セントを窺う展開となっています。

 

本レポートは、投資に関する断定的判断を提供するものではなく、またその内容に関する責任の一切を負うものではありません。また性格上、必ずしも社及び各支店担当者の方針とも一致するものではなく、投資の最終判断はご自身でお願い致します。

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