週間相場見通し

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本相場見通しは、投資に関する断定的判断を提供、またその内容に関する責任の一切を負うものではありません。また性格上、必ずしも社及び各支店担当者の方針とも一致するものではなく、投資の最終判断はご自身でお願い致します。

2010年3月5日~3月8日

【 貴金属 】

3日に発表されたADP雇用統計が予想外の小幅下落にとどまったことから、原油を中心にコモディティに買いが集まる場面もあったが、5日(金)発表予定の雇用統計を前に様子見が広がり、NY金は1,130ドル台での動きになっている。また、ユーロに対してドル高が進行していることで、金を買いづらくなっている。4日のECB定例理事会で、ユーロ圏の政策金利を現行で据え置くことが決まったほか、IMFによるギリシャ救済にも否定的なコメントが出ていた。ギリシャを含めた南欧のソブリンリスクを背景に、ECBによる出口戦略を進めにくくなっている中で、ドイツ、フランスがギリシャ救済を否定、IMFが入り込めないとなるとドル高進行も止まらない可能性がある。下値は限定的なものになりそうだが、上値を抑えられる展開が予想される。狭いレンジ内での商いが続きそう。(A)

【 石油 】

WTI原油は続伸し、80ドル台での値動きに変わってきている。米中古住宅販売指数の落ち込みを受けて、80ドルを割れこむ場面もあった。米国の原油、ガソリン在庫が増加傾向にある中、大台に達したことで、若干の景気不安要素でも売られるといった象徴的なシーンではないだろうか。週末の雇用統計を控え様子見が強まっていることや、ギリシャの債務問題などを背景にした欧州経済の先行き不透明感などを考えても、これ以上の価格上昇は考え難い。上昇余地は前回の84ドルまでか。(T)

【 ゴム 】

東京ゴム先限は軟調気味に推移、産地タイのハジャイ市場でも100バーツ台を維持できていない状況が続いている。ゴム相場を牽引していた中国では、上海市場も軟調に推移していることで材料難になっている。産地はウィンタリング中で減産傾向にあるが、この高値圏でもタイのオファー価格は上昇している。現物自体はタイトになっていることは変わりなく、現状の下落は調整と見ておいたほうがいいかもしれない。再び、300円をトライしてくると思われる。(X)

【 穀物 】

シカゴ穀物市況は先週の方針を継続し、大豆9.5ドルでの戻り売りスタンスを、トウモロコシは3.75~4.0ドルレンジでの逆張りスタンスを維持したい。トウモロコシは下限を引き上げたが、これは米中西部での悪天候が影響し作付けに対する懸念が強まっている点を考慮。取引レンジは一段上がったと考えられる。南米での生産高上方修正はマイナス要因とはなるものの、作付け期を前に売りは慎重になるだろう。大豆は戻り売り圧力が強いままだろう。南米産のプレッシャーが拡大してきており、米国産向けの需要は成約キャンセルを含めて低調となりやすい。米国の天候要因も大豆にとっては逆にマイナスだ。(S)

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