週間相場見通し

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本相場見通しは、投資に関する断定的判断を提供、またその内容に関する責任の一切を負うものではありません。また性格上、必ずしも社及び各支店担当者の方針とも一致するものではなく、投資の最終判断はご自身でお願い致します。

2010年3月15日~3月19日

【 貴金属 】

NY金は軟調気味に推移、1,100ドル前半まで下落している。南欧のソブリンリスクを背景にユーロに対する警戒感が台頭し、ギリシャへの救済も含めてIMFの金売却が早まる可能性が考えられ、金市場ではポジション調整が入りやすくなっている。来月のG20で国債リスク取引の金融派生商品に対して国際的に規制をかけることが論議されるほか、米国でも金融商品に対する規制強化が提案されており、金融商品全般的に動きにくい展開になってきている。短期的に形成していた上昇トレンドも崩れかけており、前回の安値を割り込めば、再び1,050ドルを目指す展開になりやすいか。対して、他商品が頭を抑えられる中、白金が独歩高になりつつある。白金ETFの残高が増加するなど、短期的な投資マネーの逃避場所になっている感じ。NYダウとNY金の頭が抑えられたままなら、白金がさらに上値をトライする可能性が高まるだろう。(A)

【 石油 】

NY原油は小幅続伸、82ドルを挟んだ動きになっている。原油、ガソリン在庫が増加傾向にあり、世界的な景気の不透明感が払拭できない中、前回の高値付近まで上昇している。米国の経済指標は改善傾向にあり、中国やインドなどインフレ懸念が台頭していることで、買い人気になっている。しかし、中国など利上げ観測も台頭していることで、短期的な上昇という感が否めない。前回の高値を捉えたところからが、新しい相場の展開になるだろう。高値圏での買いリスクの方が高そう。(T)

【 ゴム 】

東京ゴム先限は頭を抑えられ、290円を挟んで軟調気味。産地のハジャイ市場は100バーツ台で高止まり、オファー価格も330セントと高止まりしており、現物市場はタイト感がある。産地は減産期入りしており、来月の積荷の制約動向次第ではオファー価格がさらに上昇する危険性がある。また、東京市場は久々に逆ザヤになった。減産期が明ける4月下旬、または4月に行われる制約の対象となる5月物の時期まで、価格が上昇基調になってもおかしくはないか。(X)

【 穀物 】

注目されたUSDA需給報告は事前予想ほどのインパクトは持たず、相場に対する影響は軽微にとどまった。ただトウモロコシの生産高下方修正幅(再調査による)はわずか2,000万ブッシェルとされ、億単位での修正とはならなかったことが失望感を生じさせており、その手仕舞い売りが下げを促したかたちだ。しかしながら作付け期に向けた懸念は残り、追随売り商状とはならないと思われる。大豆は依然として需給環境の弱さを背景に、なお売り圧力が根強いままだろう。(S)

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